仙台うみの杜水族館
4月19日”飼育の日”にちなみ、 仙台うみの杜水族館の飼育員のお仕事を紹介します! 当館の飼育員は、水処理チーム、魚類チーム、パフォーマンスチーム、海獣ふれあいチームの4つの飼育チームに分かれて仕事をしています。それぞれどんなお仕事をしているのか、各チームごとにご紹介していきます。 さらに、飼育員にアンケートを実施!一番大変なお仕事ややりがいなど、飼育員たちのリアルな声を大公開します!
皆さまこんにちは。 パフォーマンスチームのKです。 今回のブログでは、パフォーマンスチームで飼育している バンドウイルカ「カール」についてご紹介です。 当館のバンドウイルカは、健康管理を行うために 様々な「受診動作」が出来るようにトレーニングをしております。 「受診動作」とは、採血(血を採る事)、エコー、尿検査、 呼気採取(イルカたちの吐いた息を採り、 息の中に潜む病原菌を見つける検査)、レントゲン、体温測定等… イルカたちの健康管理のために必要な検査が出来る様、 イルカた
皆さま、こんにちは。 パフォーマンスチームのKです。 私たちトレーナーは飼育以外にもさまざまな仕事をしています。 その中の一つを紹介します。 今回紹介するのはこちらっ! イルカたちのいるプールに吊るされている赤玉です。 皆さま見覚えのある方もいるのではないでしょうか? このような装飾も私たちが作っているんです! 今回は、制作の裏側を紹介していきます。 まず、使用しているのは下記アイテムです。 ・ビニールテープ ・はさみ ・カッター だけです! さっそく作っていきますが、
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのMです。 いつもみなさまに親しまれておりますゴマフアザラシのポーロとゆうきについて、お知らせがございます。 なんと、、、 「ポーロ」の妊娠が確認され、3月~4月頃出産予定となっています。 そこで出産準備のため、来る12/29にポーロをバックヤードに移動することとなりました。 しばらくはオスのゆうき1頭での展示となります。 また、ポーロはバックヤードでの出産となりますので、出産・出産準備に伴い、オタリアのチャコが「
こんにちは、魚類チームのSです。 今日もアマモエリアのぬりえコーナーは大盛況! 飼育員としてはもっと生きものも見てもらいたいのですが、 お子さまが一生懸命色を塗って楽しんでいる姿で癒されています。 そんなアマモエリアにここ数カ月で ある変化が起きたことにお気づきでしょうか? メイン水槽のアマモも今年はだいぶ元気に成長し、 個水槽のアマモも元気に ・・・おっと、気づきました? 実は、小さな個水槽はもともと 「擬草」という偽物のアマモを入れていたのですが、 10月頃より、
皆さまこんにちは。 海獣ふれあいチームのMです。 こちらは海獣ひろばのフンボルトペンギンたちが暮らしている展示場です。 あれ?見慣れないペンギンがいますね。 フンボルトペンギンのいる屋外展示場に、オウサマペンギンがいます。 皆さま見つけられましたか。 ただいま冬期期間限定で、いつもは室内で飼育をしている オウサマペンギン、ジェンツーペンギン、ミナミイワトビペンギンが なんと屋外にでてきております。 この3種のペンギンは亜南極といわれる南極大陸周辺の島々に 生息しています。
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのMです。 今回はバイカルアザラシたちの健康チェックについてです。 当館では現在、メスのクラとオスのメロ、 2頭のバイカルアザラシを飼育しています。 クラはトレーニングによって 自分で体重計に乗ることができます。 また、バックヤードに戻って、 そこで健康チェックをすることができます。 しかし、今年の3月に当館にやって来たメロは まだ自力でバックヤードに移動するまでトレーニングが進んでいません。 そこで現在は、バックヤードに移動しなく
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのOです。 私事ながら入社して4ヶ月にて初めてのブログ担当です。 何について書こうか迷いましたが 生きものたちのかわいい寝顔をよく撮影しているので、 みなさまにも癒しをお届けするため、 今回は生きものたちの寝顔を紹介したいと思います。 開館する前はまだ多くの生きものたちの寝ている姿が見られます。 まずはこちらの一枚 アメリカビーバーの幸くんです。 彼は日中も良く寝ているので見たことがある方もいるかと思います。 別角度からもう一枚
みなさまこんにちは。 水処理チーム新人のTです。 前回に引き続き、水処理チームで苦戦したことをご紹介します。 今回は「重い砂をろ過槽の上まで持ち上げる!」です。 作業をした場所は、井戸水のろ過槽です。 このろ過槽の中のろ材(ろ過をするための砂)を、 3ヶ月に一度交換します。 まず、ろ過槽の蓋を開けます。 この茶色と黒い砂を取り出します。 作業した日は気温が28℃越えの晴れで、汗だくになりました。 砂を全部取り出すのに、2時間以上かかりました。 こちらが、取り出した砂です。
今年の夏、 うみの杜に期間限定で モヒカンスタイルのおしゃれビーバーが誕生しました。 今回は、 そんなアメリカビーバー「幸(こう)」くんの、 年に1度の換毛の様子を大放出します。 ●6月16日 眼のまわりや後頭部の毛色が茶色になってきました。 1年間使った毛が抜け落ち、 新しい毛が生えてきたようです。 ●6月22日 徐々に茶色の毛が増えてきました。 顔のまわりにはV字の柄が登場。 いけめんです。 ●6月27日 古い毛の間からも新しい毛がよく見えます。 ●7月10日
みなさま、こんにちは。 パフォーマンスチームのAです。 ん?Aなんて人いたかな?と 思う方もいらっしゃると思います。 実は私(A)は、 海獣ふれあいチームからパフォーマンスチームに異動してきました! これからは、パフォーマンスチームで頑張っていきますので、 応援よろしくお願いします! パフォーマンスチームと海獣ふれあいチームでは、 カリフォルニアアシカとオタリア、 ルリコンゴウインコなどの パフォーマンスチームにいる鳥類とペンギン、 バンドウイルカとイロワケイルカといった
みなさま初めまして、水処理チーム新人のTです。 毎日、新しいことを学びながら日々奮闘中です。 私はこのブログで、 大変だったことなどをご紹介していきたいと思います。 早速ですが、「水処理チームで苦戦したこと①」をご紹介します。 水処理チームで苦戦したこと①、 それは「水槽の番号と水槽の場所を覚えること!」です。 仙台うみの杜水族館では、 それぞれの水槽に番号が振られています。 例えば、こちらの水槽。 1枚目の写真は、 エントランスから入って最初に見るホヤ水槽で、 2枚目
こんにちは! そろそろ大き目の魚(シーバス)を釣りに行きたい魚類チームKです。 そういうわけで、 今回は大き目の生きものを一種類紹介していきたいと思います! ところで、タイトルの漢字読めましたか? こういう読み方をします。 "オオイカリナマコ" 暖かい海に生息しているナマコの仲間で、 日本だと沖縄によく生息しているそうです。 錨(イカリ)とは、船を水上で止めておくために、 底へ沈め、船が流されないように止める道具です。 きっとすごくおおきな錨(イカリ)を持っているか
魚類チームNです! クラゲ担当になり、早くも3年目になろうとしております。 たくさんの種類のクラゲをお世話してきましたが、 今回ご紹介するのは『ヨツメクラゲ』です! 『ヨツメクラゲ』とは、 みなさんが良く知っている「ミズクラゲ」の別名なのです。 傘の中央に胃袋が4つあり、それが目のように見えることから 『ヨツメクラゲ』とも呼ばれてます。 クラゲバックヤードにて、繁殖もおこなっております。 ふと水槽を見ると、たまに 写真のように胃の数が違うミズクラゲがいることがあります。
皆さまこんにちは。魚類担当のSです。 ヨーロピアンロブスターの水槽の前を歩いていると、 ロブスターとオマールエビは違うの? という質問を受けることがあります。 どちらも食材として提供される際の名前で聞き馴染みがありますね。 ロブスターとオマールエビは地方によって言い方が違うだけです。 ロブスターは英語由来で、 「海底を歩いて移動する大型のエビ類」のことを表します。 この特徴を持つエビは珍しくなく、 ロブスターの名を持つ生きものが多くいます。 オマールはフランス語由来で、
フンボルトペンギンのコビー(個体番号№72)ですが、残念ながら8月22日死亡いたしました。 8月20日よりバックヤードにて療養し、8月22日には血液検査などを行っておりましたが、同日中に体調が急変し死亡が確認されました。病因の調査の結果により急性腎不全による内臓痛風が原因であると推察されました。 2023年6月20日に、けん(58番)とシェリー(53番)の間で生まれたコビーは、その成長や活躍を皆さまに見守られ、愛されてきた人気者でした。今までコビーを愛していただき、スタッ
こんにちは、パフォーマンスチームのSです。 入社して2年目を迎えております、 出来ることも少しずつ増え 相変わらず毎日が新しい事ばかりで楽しいです。 そして、いきなりですが皆さまにご報告があります。 わたくし5月下旬に 水中パフォーマンスデビューいたしました!! ということで 今回はデビューまでの道のりや 大変だった事を皆さまにお話していきます! デビューまでの大まかな流れですが、 イルカと練習を始める前に まず人のみの練習を行いテストをします。 そこで合格をいただいてか