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インコと猛禽類

皆さんこんにちは!パフォーマンスチームのSです。
昨年入社し、あっという間に1年が経とうとしています…
相変わらず毎日新しいことでもりだくさんですが、
少しずつ出来ることも増えてきました。

さて今回はルリコンゴウインコとハリスホーク、
この2種類の鳥についてご紹介していきます!

水族館なのに鳥!?と思った方もいるかと思います。
私も最初はビックリしました!
仙台うみの杜水族館のパフォーマンスには、イルカとアシカ、
そしてバードが出演しています。

一緒にパフォーマンスをしていると、
ルリコンゴウインコとハリスホーク、
同じ鳥でも全然違う生態に驚かされます。

まずはくちばしです。
皆さんくちばしの役割を知っていますか?
くちばしには採食・羽繕い・物を運ぶ・人間の手のような役割があります。そんなくちばしですが、実は食生活・エサの取り方によって
形や大きさが違うんです。

ルリコンゴウインコは、上くちばしが下方向に曲がり先端になるほど
尖っています。また、下くちばしは上くちばしに嚙み合うよう
若干上向きに尖っています。
この形状のくちばしは、木の実や果物の種を食べるのに適しています。
ちなみにインコのくちばしは第三の足とも呼ばれ、
羽を使わず移動する際にくちばしを器用に使って移動したりしています。


ハリスホークなどの猛禽類はとても鋭いくちばしをしています。
上くちばしはルリコンゴウインコと少し似ていて
若干下方向に曲がっていますが、
下くちばしは平らな形をしています。
野生では他の鳥や小動物を捕まえ、
鋭いくちばしを使ってお肉を引き裂いて食べています。
このように同じ鳥類でも食生活・エサの取り方に適した形の
くちばしになるんですね。

続いては足です。
皆さんは鳥の足をじっくりと観察したことはありますか?

ルリコンゴウインコは前に2本、後ろに2本の指があります。
この足の形状は、木の枝につかまったり、登ったり、
木の実を掴んで食べたりするのに適しています。

ハリスホークは前に3本、後ろに1本の指があります。
そして指先にはとても鋭い爪があります。
先程ご紹介した通り、他の鳥・小動物を捕まえて食べているので、
捕らえた獲物を離さないよう握力がものすごく強いです。
約40~50キロ近くあるといわれています。

今回ご紹介した2種類に限らず、
鳥たちは住んでいる環境に合わせ、
それぞれ適した体のつくりをしているんです。
とても興味深いですよね!

パフォーマンスをご覧になる際は、
ルリコンゴウインコのロコ、そしてハリスホークのエマの
体のつくりにぜひ注目してみてください!



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