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配管改造第二弾

みなさまこんにちは、水処理チームのIです。
今回紹介する水処理チームのお仕事は、「配管改造第二弾」です。

水処理チームの仕事紹介で、前々回に紹介した
屋外ペンギン水槽循環配管改造に続きまして、
今回は干潟水槽の循環配管に
「Y型ストレーナ」(以下「Yスト」という)を設置する
配管改造を紹介いたします。


バケット型ストレーナ


仙台うみの杜水族館の一部の水槽には
循環ラインにバケット型ストレーナが設置されており、
生きものの排せつ物、体毛、羽根、残った餌などを取り除きます。
これらのゴミがポンプまで行ってしまうと
ポンプの羽根車に引っ掛かりポンプの損傷の原因となるからです。


干潟水槽 循環ポンプ羽根車

干潟水槽にはストレーナの設備がなく、
水槽で飼育している巻貝が循環ポンプの羽根車に
挟まってしまうトラブルを過去に起こしていました。
このままではポンプを損傷してしまう為、
循環配管の一部を改造してYストの設置を実施しました。


今回設置するYスト


最初にご紹介したバケット型ストレーナよりもサイズは小さく、
取り外して清掃も楽にできるのが特徴です。


改造前のポンプ廻り

事前にYストを設置する位置を決め、
寸法を測り、
必要な材料の準備をします。


取り付けるYスト配管

取りつけるYスト配管は、
ある程度組み立てておきます。
現場作業の効率アップ!


作業風景

材料が準備できたら、いよいよ配管改造に入ります。
カットする位置、配管設置位置に印を付け、切込み開始。
失敗は出来ません!
慎重に時間をかけて作業していきます。


完成画像

無事作業は終了。
循環を再開させ、設置した配管やYストからの
水漏れ等がないか点検します。
異常なし!

Yストを設置することにより、
巻貝だけではなく、清掃時に出るゴミもキャッチできるので
今後は安心です。

今回は「配管改造第二弾」をご紹介いたしました。
特殊な作業の多い水処理チーム、今後の仕事紹介をお楽しみに!


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