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水族館での水換え方法
みなさまこんにちは。
水処理チームのAです。
今回ご紹介するのは、お客さまからよく質問される
水換え作業についてです。
水族館の水換え方法
水換え作業は、水槽の水質を維持するためには欠かせない作業です。
一般のご家庭でよくみられる60㎝水槽などでは、
カルキ抜きした水道水を水量の1/3くらいずつ
定期的に交換することが多いと思います。
水族館でも水量が200リットル程度までの比較的小さい水槽
こういう生きものも育ててます
根魚が釣れるシーズンになってきたので、
今すぐにでも釣りに行きたい、そんな魚類担当のKです。
水族館では展示のために飼育している生きもの以外に、
生きものたちのエサとしてバックヤードで飼育している生きものもいます。
かわいそうに感じるかもしれませんが、
水族館で飼育している生きものの中には、
生きている状態でしか食べてくれない種類もたくさん飼育しているため、
その生きものたちのためにも、バックヤ
今年の夏に現れた見慣れない生きものたち
こんにちは。
魚類チームのOです。
いつの間にか季節が進み、寒い日が続いています。
先日まで「過去最高の気温更新!」やら
「季節外れの夏日を記録」など
暑さにウンザリしていた日々が
もうずいぶん遠い記憶のようで
懐かしい感じがします。
さて、この夏は全国的に平均気温の続きましたが、
海水温も例年よりも高く観測されました。
特に暖水渦の影響を受けて親潮が弱まっている東北沖では、
黒潮の影響を受けて
松島湾のアマモ場の変化
こんにちは。魚類担当のSです。
今回は先月行った松島湾の生態・藻場調査について報告したいと思います。
先に結果をお伝えすると、
松島湾のアマモ場に非常事態ともいえる大きな変化がありました。
観察を続けていた「モニタリングポイント」のアマモが
1本も見当たらないのです。
私が調査に加わって約5年、今までこんなことはありませんでした。
こちらは、夏の調査で撮影した水中写真です。
アマモがたくさん生
飛ぶ鳥と飛ばない鳥の羽の違い
みなさまこんにちは。海獣ふれあいチーム新人のYです。
いきなりですが質問です!
飛ばない鳥といえば、どんな鳥を思い浮かべますか?
鳥は、ダチョウ、エミュー、フクロウ、オウムなどいますが…
飛ばない鳥といえば、
ずばり!
ペンギンではないでしょうか!
今回は空を飛ぶ鳥と飛ばない鳥の羽の違いについてご紹介します。
飛ぶ鳥の代表は、「STADIUM LIVE」で大活躍の
ルリコンゴウインコのロコ
ベッドメイキングはビーバーでも性格が出る?
みなさまこんにちは。
海獣ふれあいチームのMです。
今回はビーバーの「寝床」についてです。
みなさまは当館のビーバーが泳いだり、
ごはんを食べたりしているところを見たことがあるでしょうか?
多くの方が見たことがあるのは、
この写真のような野性味あふれる寝姿だと思います。
ビーバーは本来夜行性の動物のため、
日中はこのように寝ている場合が多いのです。
写真に写っているのは、幸(こう)と言います
恋する季節、恋せよ若者
つい最近まで暑い日が続いておりましたが、
一気に気温が下がり、秋の深まりを感じる季節となりました。
一部のペンギン達は恋をする時期にさしかかっています。
昨年度オープンした「うみの杜ビーチ -PENGUIN LIFE-」で暮らす
ケープペンギン達も、ここでの暮らしに慣れてきたようで、
決まった仲良しがいるペアはお気に入りの巣をゲットし、
巣に入ることが多くなってきました。巣材集めもがんばっていま
滝壺水槽濾過器設置作業(後編)
みなさまこんにちは、水処理チームEです。
前回に引き続き、水処理チームが行った、
濾過器の設置や配管作業を紹介します。
濾過器を設置するために基礎ベースを整えます。
基礎ベースは、荷重がかかるので専門業者の方に
施工していただきました。仕上がりがとても綺麗です。
濾過器は磯場で使われていたので、磯場とネームプレートされてます。
ここから、水処理チームの作業です。
既存の滝壺水槽の配管にバル
滝壺水槽濾過器設置作業(前編)
みなさまこんにちは。水処理チームEです。
今回は滝壺水槽について紹介していきます。
滝壺水槽は山里川エリアにあって、
下流、中流、上流、滝壺水槽の順に並んでいます。
当初、滝壺水槽は生きものを展示する計画がなかったので、
飼育設備がありませんでした。
ところが、生きものを展示した方が良いということになり、
急遽、水処理チームが簡易濾過槽の設置を行うことになりました。
簡易濾過槽内は下部に砂、上