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発見!似ているようで違ったところ


みなさま、こんにちは。
パフォーマンスチームのAです。
ん?Aなんて人いたかな?と
思う方もいらっしゃると思います。
実は私(A)は、
海獣ふれあいチームからパフォーマンスチームに異動してきました!
これからは、パフォーマンスチームで頑張っていきますので、
応援よろしくお願いします!

パフォーマンスチームと海獣ふれあいチームでは、
カリフォルニアアシカとオタリア、
ルリコンゴウインコなどの
パフォーマンスチームにいる鳥類とペンギン、
バンドウイルカとイロワケイルカといった
似ている要素を持った生きものをそれぞれで飼育しています。
その中で、私が生きものたちと携わってみて、
似ているようで違ったところを紹介していきます!

今回は、ルリコンゴウインコインコなどの
パフォーマンスチームにいる鳥類とペンギンについてです。

ルリコンゴウインコのロコ
ケープペンギン

同じ鳥類ではありますが、ペンギンは空を飛べません。
代わりに水中を素早く泳ぐことが出来ます。
そのため、羽の作りが違います。
ペンギンは、
冷たい水中でも体温を維持するために綿密に羽が生えています。
また、
羽軸のほうは、フワフワとした羽、
先端のほうは、水を弾くためにツルツルになっています。
翼の羽が小さいくらいで、基本時に羽の大きさはあまり変わりません。

換羽中・ふゆくん

今回は夏の間に換羽中だったケープペンギンのふゆくんに
協力してもらって羽をもらいました。
久々に会っても、覚えていてくれて嬉しかったです!

ルリコンゴウインコなどは、空を飛びやすくするために、
ペンギンほど綿密に羽が生えていません。
また、推進力を得るために、
箇所によって羽の大きさや役割が違います。
飛ぶために必要な、
翼に生えている長い羽(風切羽)・短い羽(雨覆羽)と
舵やブレーキの役割の尾羽です。
羽が生えている箇所によって大きさや形が違います。

左:風切羽 右:尾羽

これは、ハリスホークの風切羽と尾羽です。
ハリスホークの尾羽は白いラインが入ってるのが特徴です。
箇所によって羽の形も違っていますね。
白いラインはパフォーマンス中のエマの姿でも確認できるので、
是非見てみてください!

同じ鳥類でも羽のつくりや大きさが違いましたね!
私は、ペンギンたちを見慣れていたので、
羽の大きさや見た目に反しての身体の軽さに驚きました。
(ロコ体重1㎏程度・ケープペンギン体重2・3㎏程度)

夏に、ロコちゃんとパフォーマンスデビューすることができました!
次はハリスホークのエマも練習していきますので、
パフォーマンスデビューできる日を楽しみにしていてください!

今回は、
ルリコンゴウインコなどの
パフォーマンスチームにいる鳥類と
ペンギンの似ているようで違ったところを紹介しました。
次は、他の生きものも紹介するのでお楽しみに!