仙台うみの杜水族館
4月19日”飼育の日”にちなみ、 仙台うみの杜水族館の飼育員のお仕事を紹介します! 当館の飼育員は、水処理チーム、魚類チーム、パフォーマンスチーム、海獣ふれあいチームの4つの飼育チームに分かれて仕事をしています。それぞれどんなお仕事をしているのか、各チームごとにご紹介していきます。 さらに、飼育員にアンケートを実施!一番大変なお仕事ややりがいなど、飼育員たちのリアルな声を大公開します!
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのOです。 私事ながら入社して4ヶ月にて初めてのブログ担当です。 何について書こうか迷いましたが 生きものたちのかわいい寝顔をよく撮影しているので、 みなさまにも癒しをお届けするため、 今回は生きものたちの寝顔を紹介したいと思います。 開館する前はまだ多くの生きものたちの寝ている姿が見られます。 まずはこちらの一枚 アメリカビーバーの幸くんです。 彼は日中も良く寝ているので見たことがある方もいるかと思います。 別角度からもう一枚
みなさまこんにちは。 水処理チーム新人のTです。 前回に引き続き、水処理チームで苦戦したことをご紹介します。 今回は「重い砂をろ過槽の上まで持ち上げる!」です。 作業をした場所は、井戸水のろ過槽です。 このろ過槽の中のろ材(ろ過をするための砂)を、 3ヶ月に一度交換します。 まず、ろ過槽の蓋を開けます。 この茶色と黒い砂を取り出します。 作業した日は気温が28℃越えの晴れで、汗だくになりました。 砂を全部取り出すのに、2時間以上かかりました。 こちらが、取り出した砂です。
今年の夏、 うみの杜に期間限定で モヒカンスタイルのおしゃれビーバーが誕生しました。 今回は、 そんなアメリカビーバー「幸(こう)」くんの、 年に1度の換毛の様子を大放出します。 ●6月16日 眼のまわりや後頭部の毛色が茶色になってきました。 1年間使った毛が抜け落ち、 新しい毛が生えてきたようです。 ●6月22日 徐々に茶色の毛が増えてきました。 顔のまわりにはV字の柄が登場。 いけめんです。 ●6月27日 古い毛の間からも新しい毛がよく見えます。 ●7月10日
みなさま、こんにちは。 パフォーマンスチームのAです。 ん?Aなんて人いたかな?と 思う方もいらっしゃると思います。 実は私(A)は、 海獣ふれあいチームからパフォーマンスチームに異動してきました! これからは、パフォーマンスチームで頑張っていきますので、 応援よろしくお願いします! パフォーマンスチームと海獣ふれあいチームでは、 カリフォルニアアシカとオタリア、 ルリコンゴウインコなどの パフォーマンスチームにいる鳥類とペンギン、 バンドウイルカとイロワケイルカといった
みなさま初めまして、水処理チーム新人のTです。 毎日、新しいことを学びながら日々奮闘中です。 私はこのブログで、 大変だったことなどをご紹介していきたいと思います。 早速ですが、「水処理チームで苦戦したこと①」をご紹介します。 水処理チームで苦戦したこと①、 それは「水槽の番号と水槽の場所を覚えること!」です。 仙台うみの杜水族館では、 それぞれの水槽に番号が振られています。 例えば、こちらの水槽。 1枚目の写真は、 エントランスから入って最初に見るホヤ水槽で、 2枚目
こんにちは! そろそろ大き目の魚(シーバス)を釣りに行きたい魚類チームKです。 そういうわけで、 今回は大き目の生きものを一種類紹介していきたいと思います! ところで、タイトルの漢字読めましたか? こういう読み方をします。 "オオイカリナマコ" 暖かい海に生息しているナマコの仲間で、 日本だと沖縄によく生息しているそうです。 錨(イカリ)とは、船を水上で止めておくために、 底へ沈め、船が流されないように止める道具です。 きっとすごくおおきな錨(イカリ)を持っているか
魚類チームNです! クラゲ担当になり、早くも3年目になろうとしております。 たくさんの種類のクラゲをお世話してきましたが、 今回ご紹介するのは『ヨツメクラゲ』です! 『ヨツメクラゲ』とは、 みなさんが良く知っている「ミズクラゲ」の別名なのです。 傘の中央に胃袋が4つあり、それが目のように見えることから 『ヨツメクラゲ』とも呼ばれてます。 クラゲバックヤードにて、繁殖もおこなっております。 ふと水槽を見ると、たまに 写真のように胃の数が違うミズクラゲがいることがあります。
皆さまこんにちは。魚類担当のSです。 ヨーロピアンロブスターの水槽の前を歩いていると、 ロブスターとオマールエビは違うの? という質問を受けることがあります。 どちらも食材として提供される際の名前で聞き馴染みがありますね。 ロブスターとオマールエビは地方によって言い方が違うだけです。 ロブスターは英語由来で、 「海底を歩いて移動する大型のエビ類」のことを表します。 この特徴を持つエビは珍しくなく、 ロブスターの名を持つ生きものが多くいます。 オマールはフランス語由来で、
フンボルトペンギンのコビー(個体番号№72)ですが、残念ながら8月22日死亡いたしました。 8月20日よりバックヤードにて療養し、8月22日には血液検査などを行っておりましたが、同日中に体調が急変し死亡が確認されました。病因の調査の結果により急性腎不全による内臓痛風が原因であると推察されました。 2023年6月20日に、けん(58番)とシェリー(53番)の間で生まれたコビーは、その成長や活躍を皆さまに見守られ、愛されてきた人気者でした。今までコビーを愛していただき、スタッ
こんにちは、パフォーマンスチームのSです。 入社して2年目を迎えております、 出来ることも少しずつ増え 相変わらず毎日が新しい事ばかりで楽しいです。 そして、いきなりですが皆さまにご報告があります。 わたくし5月下旬に 水中パフォーマンスデビューいたしました!! ということで 今回はデビューまでの道のりや 大変だった事を皆さまにお話していきます! デビューまでの大まかな流れですが、 イルカと練習を始める前に まず人のみの練習を行いテストをします。 そこで合格をいただいてか
みなさまこんにちは、水処理チームのIです。 今回紹介する水処理チームのお仕事は、「配管改造第二弾」です。 水処理チームの仕事紹介で、前々回に紹介した 屋外ペンギン水槽循環配管改造に続きまして、 今回は干潟水槽の循環配管に 「Y型ストレーナ」(以下「Yスト」という)を設置する 配管改造を紹介いたします。 仙台うみの杜水族館の一部の水槽には 循環ラインにバケット型ストレーナが設置されており、 生きものの排せつ物、体毛、羽根、残った餌などを取り除きます。 これらのゴミがポンプま
みなさん、こんにちは! パフォーマンスチームのFです。 入社してから気づけば春夏秋冬と季節が過ぎ、 あっという間に1年が経ちました。 今までで1番早く過ぎ去っていった年でした。 相変わらず覚える事・新しい事がもりだくさんな毎日で とても充実しています! 仙台うみの杜水族館のパフォーマンス「STADIUM LIVE」には イルカ、アシカ、バードが登場します。 今回はパフォーマンスに出演しているバードたちの 「見ている世界」についてご紹介していきます。 こちらはルリコンゴ
海獣ふれあいチームの海老澤です。 魚たちにも耳石があることは みなさんご存じでしょうか? 今回は当館の海獣たちが食べている魚のひとつ、 マアジの耳石を取り出して、 ご紹介したいと思います。 えらぶたなどを外してみると、頭蓋骨の耳石域が露出します。 (取り出す方法は他にもあります。) 矢印の部分をピンセットで優しく割って開くと… こちらが耳石です。ようこそ外の世界へ。 耳石というのは、 礫石、扁平石、星状石という 別々の区画(嚢)に収まっている 3種類の石に対しての総
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのMです。 今回は先日仙台うみの杜水族館にやってきた 珍しい生きものを紹介します。 といっても当館の展示生物の話ではありません。 それは冷たい雨が降りしきる夕方、 職員が退勤し始める時間帯のことでした。 夕方といっても日は短く、辺りは既に真っ暗。 その時、職員の誰かが防犯カメラに映る謎の影を見つけます。 場所は当館1階 山・里・川エリア。 コイやアユ、イワナそしてニホンリスなどの 広瀬川にすむ生きものたちを展示する屋外施設です。 音
海獣ふれあいチームのEです! アメリカビーバーたちのお誕生日をお祝いしました! 幸くんは5/3生まれで4才に、 マルちゃんは5/15生まれで15才になりました! ごはんはいつものメニューですが、 お祝いということで、かわいらしく名前や年齢をかたどってみました。 気に入ってくれるでしょうか…? ごはんを目の前に置いてみると、まだまだ眠たそうです。 記念に写真を撮ろうとカメラを構えると、 幸くんが大好物のサツマイモのにおいを察したのか、 のそのそと動き始めました。 マルち
みなさまこんにちは。海獣ふれあいチームのHです。 近頃は暖かい日々が続き、過ごしやすくなってきました。 今回ご紹介するのは、去年当館で生まれた フンボルトペンギンのコビーについてです。 血液検査で性別がメスとわかり、 今年のひなまつりに愛称を発表したばかりです。 あと1か月ちょっとで1才を迎えるコビー。 誕生から現在までの成長をご紹介していきます! コビーは2023年6月20日に誕生しました。 お父さんはけん、お母さんはシェリーです。 生まれた時の体重は80g。片手にすっ