仙台うみの杜水族館

宮城県 仙台市にある水族館です。海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館 を目指しています。飼育員が綴る日記と、たまにイベントのお知らせなどを更新していきます。http://www.uminomori.jp/umino/index.html

仙台うみの杜水族館

宮城県 仙台市にある水族館です。海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館 を目指しています。飼育員が綴る日記と、たまにイベントのお知らせなどを更新していきます。http://www.uminomori.jp/umino/index.html

マガジン

  • 【4/19は飼育の日】飼育員のお仕事を知ろう

    4月19日”飼育の日”にちなみ、 仙台うみの杜水族館の飼育員のお仕事を紹介します! 当館の飼育員は、水処理チーム、魚類チーム、パフォーマンスチーム、海獣ふれあいチームの4つの飼育チームに分かれて仕事をしています。それぞれどんなお仕事をしているのか、各チームごとにご紹介していきます。 さらに、飼育員にアンケートを実施!一番大変なお仕事ややりがいなど、飼育員たちのリアルな声を大公開します!

記事一覧

うみの杜のごはん

ホタルの幼虫について

【ダンゴウオ担当の奮闘】壁というのは、越えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている。

深海クッキング「未公開」レポート

うみの杜のごはん

みなさまこんにちは。海獣ふれあいチームのMです。 うみの杜で暮らす生きものたちが普段どんなものを食べているか ご存じですか? 今回は海獣ふれあいチームが担当している生きものたちの ごはん事情をお伝えしたいと思います。 気になっていた方も多かったんじゃないでしょうか!! ここがうみの杜の台所、調餌場です。 朝の時間はそれぞれのチームが生きものたちのごはんの準備をしています。 シンクや奥には食材を保管する冷蔵庫、冷凍庫もあります。 こちらは冷凍庫です。 うみの杜の生きものた

ホタルの幼虫について

こんにちは。 魚類担当のAです。 今回はゲンジボタル・ヘイケボタルの飼育状況について お話したいと思います。 仙台うみの杜水族館では、2018年からホタルの飼育に取り組んでおります。 展示としてみなさまにご覧いただける時期は、 成虫になった時期の6月だけですが、 水族館の裏では、産卵から幼虫期、そして蛹化期から成虫になるまでの 一年を通じて飼育管理をしております。 ホタルの幼虫は、個体によって成長速度にばらつきがあり、 1年で羽化する個体もいれば2~3年かかる個体もいます

ω集

こんにちは。海獣ふれあいチームのEです。 今回は、私のお気に入りの「ω」をみなさまにご紹介します。 「ω」とはなにかというと…生きものたちの口元のことです! まずは担当生物の中から… 緩やかなカーブで幅の広いωがなんともいえません。 見事なωです。 海獣たちののωは、「ウィスカーパッド(Whisker pad)」や 「ひげぶくろ」などと呼ばれています。 ひげ=感覚毛の根元には多くの神経が通っており、 捕食時や障害物を避ける際に役立っています。 続いて、パフォーマンス

【ダンゴウオ担当の奮闘】壁というのは、越えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている。

みなさまこんにちは。 魚類チームのNです。 多種多様な生きものを飼育できることにとてもやりがいを感じていますが、 さまざまな生きものの繁殖に関わることも飼育員の醍醐味であると思います! 今回は「ダンゴウオの繁殖」について、紹介していきます。 春のダンゴウオ繁殖シーズンに向け、12月頃から準備を始めてきました。 しかし、ダンゴウオの繁殖に関わる情報はとっても少なく、 ダンゴウオに近い種類の情報集めることからスタートしました。 ほぼ手探り状態で進んでいくと、そこにはたくさん

深海クッキング「未公開」レポート

こんにちは。 魚類チームのOです。 当館の深海展示では、未利用深海生物の利用価値創出を目的に、 飼育員が実際に料理し、その様子を紹介する動画も公開しています。 堅苦しい言い回しになってしまいました。 要は、謎の深海生物を食べたら何かわかるかも!?と思い、 色々食べて深海生物を「深海クッキング」と称して動画を紹介しています。 これまでに、youtubeや館内で10本ほど動画を公開してきました。 YouTube動画はこちらから! しかし、まだ公開できていないものがたくさんあ