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うみの杜のごはん

みなさまこんにちは。海獣ふれあいチームのMです。
うみの杜で暮らす生きものたちが普段どんなものを食べているか
ご存じですか?
今回は海獣ふれあいチームが担当している生きものたちの
ごはん事情をお伝えしたいと思います。

気になっていた方も多かったんじゃないでしょうか!!
ここがうみの杜の台所、調餌場です。
朝の時間はそれぞれのチームが生きものたちのごはんの準備をしています。

調餌場

シンクや奥には食材を保管する冷蔵庫、冷凍庫もあります。
こちらは冷凍庫です。

冷凍庫

うみの杜の生きものたちのごはんが保管されていて、
この中に約3tのごはんが入っていますが、
1ヵ月半くらいで使いきってしまいます! 

冷凍の魚を前日に必要な分だけ出し、解凍して使用しています。
なかなかの大きさの(氷切用)ノコギリで必死に切って準備をしています。

アジ

それでは、ペンギンたちのごはんから紹介していきます。

ペンギンたちは主にアジとイカナゴを食べています。
現在5種類のペンギンがいますが、体(口)の大きさに合わせて
アジの大きさも違うんですね。1尾1尾手作業で仕分けをします。

続いて、オタリア、ゴマフアザラシ、バイカルアザラシ、イロワケイルカのごはんです。
アジやサバなどを食べていますが他にもサンマやししゃも、
水分補給のためのゼリーなどもあげています。
こちらも動物に合わせ切っていきます。

サバ

次は、ツメナシカワウソのごはんです。主にギンザケを食べています。
手先が器用なのでしっかり掴んで食べてくれます。

ギンザケ

最後はアメリカビーバー とアカハナグマのごはんです。
ビーバー は2種類の配合飼料とさつまいもや柳の木なども食べています。

ビーバーのごはん

アカハナグマには、配合飼料やリンゴ、さつまいも、小松菜などをあげています。

アカハナグマのごはん

どの生きものも日々元気に過ごせるように健康チェックやトレーニング、
体調などに合わせて量や魚種など細かく調整しています。
なかなか見る機会がない調餌ですが、
飼育員のとっても大切な仕事の一つです。

ぜひみなさま生きものたちのごはんにも注目してみてみてくださいね!
まったく動物が出てきてませんでしたので…

最後に動物たちのかわいいもぐもぐ画像をお届けします!


イロワケイルカ
フンボルトペンギン
アカハナグマ
オタリア
アメリカビーバー
ツメナシカワウソ