仙台うみの杜水族館
4月19日”飼育の日”にちなみ、 仙台うみの杜水族館の飼育員のお仕事を紹介します! 当館の飼育員は、水処理チーム、魚類チーム、パフォーマンスチーム、海獣ふれあいチームの4つの飼育チームに分かれて仕事をしています。それぞれどんなお仕事をしているのか、各チームごとにご紹介していきます。 さらに、飼育員にアンケートを実施!一番大変なお仕事ややりがいなど、飼育員たちのリアルな声を大公開します!
こんにちは。 魚類チームのOです。 いつの間にか季節が進み、寒い日が続いています。 先日まで「過去最高の気温更新!」やら 「季節外れの夏日を記録」など 暑さにウンザリしていた日々が もうずいぶん遠い記憶のようで 懐かしい感じがします。 さて、この夏は全国的に平均気温の続きましたが、 海水温も例年よりも高く観測されました。 特に暖水渦の影響を受けて親潮が弱まっている東北沖では、 黒潮の影響を受けて平年よりかなり高い水温となりました。 海洋温度の変動は、海洋生物の生態系に影響を
こんにちは。魚類担当のSです。 今回は先月行った松島湾の生態・藻場調査について報告したいと思います。 先に結果をお伝えすると、 松島湾のアマモ場に非常事態ともいえる大きな変化がありました。 観察を続けていた「モニタリングポイント」のアマモが 1本も見当たらないのです。 私が調査に加わって約5年、今までこんなことはありませんでした。 こちらは、夏の調査で撮影した水中写真です。 アマモがたくさん生えているのがよく分かります。 対してこちらが、11月に同様の場所で撮影した写真
みなさまこんにちは。海獣ふれあいチーム新人のYです。 いきなりですが質問です! 飛ばない鳥といえば、どんな鳥を思い浮かべますか? 鳥は、ダチョウ、エミュー、フクロウ、オウムなどいますが… 飛ばない鳥といえば、 ずばり! ペンギンではないでしょうか! 今回は空を飛ぶ鳥と飛ばない鳥の羽の違いについてご紹介します。 飛ぶ鳥の代表は、「STADIUM LIVE」で大活躍の ルリコンゴウインコのロコ 飛ばない鳥の代表は、ケープペンギンのツバキ 1年に1度の羽の生え変わりが終わっ
みなさんこんにちは、海獣ふれあいチームのAです。 早速ですがクイズです! お引越しをしてきて、もうすぐ1年を迎える生きものがいます。 それは誰でしょうか…? 正解は…バイカルアザラシのクラちゃんです! クラちゃんはもともと、 愛知県の南知多ビーチランドで生活していましたが、 昨年11月末に当館にお引越ししてきました。 クラちゃんは、私が想像してたより不思議ちゃんなバイカルアザラシです。 水面で鼻から息を出してぶくぶくさせたり、 鼻を鳴らしながら泳いでいたりと 初めてみる動
みなさまこんにちは。 海獣ふれあいチームのMです。 今回はビーバーの「寝床」についてです。 みなさまは当館のビーバーが泳いだり、 ごはんを食べたりしているところを見たことがあるでしょうか? 多くの方が見たことがあるのは、 この写真のような野性味あふれる寝姿だと思います。 ビーバーは本来夜行性の動物のため、 日中はこのように寝ている場合が多いのです。 写真に写っているのは、幸(こう)と言います。 気持ちよさそうに寝ている幸ですが、 注目していただきたいのは… 幸の背中に敷
つい最近まで暑い日が続いておりましたが、 一気に気温が下がり、秋の深まりを感じる季節となりました。 一部のペンギン達は恋をする時期にさしかかっています。 昨年度オープンした「うみの杜ビーチ -PENGUIN LIFE-」で暮らす ケープペンギン達も、ここでの暮らしに慣れてきたようで、 決まった仲良しがいるペアはお気に入りの巣をゲットし、 巣に入ることが多くなってきました。巣材集めもがんばっています。 しかし未だ巣に入ることなく、 砂浜で一日中過ごすケープペンギン達もちらほ