仙台うみの杜水族館
4月19日”飼育の日”にちなみ、 仙台うみの杜水族館の飼育員のお仕事を紹介します! 当館の飼育員は、水処理チーム、魚類チーム、パフォーマンスチーム、海獣ふれあいチームの4つの飼育チームに分かれて仕事をしています。それぞれどんなお仕事をしているのか、各チームごとにご紹介していきます。 さらに、飼育員にアンケートを実施!一番大変なお仕事ややりがいなど、飼育員たちのリアルな声を大公開します!
こんにちは! 魚類チームのNです。 今回は9月に行ったクラゲ採取についてお話しようと思います。 採取のターゲットは、【カブトクラゲ】です。 カブトクラゲは、9月に入ると海に出現します。 9月は、3回クラゲの採取に行くことができました。 さて、クラゲはどのように採取するのか? 採取方法をご紹介していきます。 使用する道具は2つ、柄杓と『クラゲキャッチャー』です! クラゲキャッチャーは、市販のものではありません。 目の細かいネットに紐をくくりつけた、クラゲ専用採取道具で、
こんにちは。Tです。 気持ちの良い秋晴れが続く仙台です。 「天高く馬肥ゆる秋」と言われますが、うみの杜の生きものたちも現在、 寒い寒い東北の冬に備えてモリモリとゴハンを食べています。 丸々としていく彼らを見ると、なんとなく秋の深まりを感じます(笑) そのような秋の頃合い、ひとつ寂しいお知らせがあります。 この度、これまで沢山の方々に親しんでいただいていた ケープペンギン「あき」が、来る10月27日に静岡県の水族館、 淡島マリンパークに向けて旅立つことになりました。 201
今回は、夏にあたらしく搬入した生物を紹介します。 どんな生きものを搬入したかというと… なんと”ヤギ”の仲間です! 上のイラストは、陸地でメーメ―と鳴くウシの仲間のヤギです。 当館に搬入したのはこちら! ヤギ類の一種「ウミウチワ」です。 親潮エリアにこのウミウチワを含む複数のヤギ類の搬入を行いました。 ヤギ類は海藻のようにも見えますが、イソギンチャクやサンゴの仲間で動物です。そのためエサもちゃんと食べます。 これはヤギの表面の拡大写真。 イソギンチャクのような
こんにちは。魚類担当のAです。 先日、アメリカザリガニに関するとある依頼を受け、 調査に同行してまいりました! 「仙台市内の調整池の近くで、毎年9~10月になると アメリカザリガニが道路に這い出てきて 車に轢かれたりしています。 また、その上陸する場所が一箇所に集中しているのですが、 それはいったいなぜでしょうか?」 この謎について取材している仙台放送の記者の方から、 調整池の管理をしている市の職員の方、近隣住民の方が 今後の対策のために、ザリガニの生態について知りたいと
みなさまこんにちは。魚類担当のAです。 今回もホタルの現状報告をしたいと思います。 当館は2019年からゲンジボタル・ヘイケボタルの飼育・繁殖を行っていますが、今年も無事に産卵から孵化までの過程を行うことが出来ました。 順調とまではいきませんでしたが… 現在の孵化した幼虫たちは、ヘイケボタルは1.5㎜、 ゲンジボタルは1.0~5.0㎜程度までの大きさに成長しています。 ヘイケボタル・ゲンジボタルは多年羽化で、 1年で成虫になる幼虫もいれば2年、 又は3年越しで成虫になる