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いきものたちの寒さ対策

仙台うみの杜水族館

みなさまこんにちは。
海獣ふれあいチームのTです。

さて、東北も寒くて長い冬がやってきてしまいました。
車もノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替えて
路面の凍結に備え、超○暖やウルトラ〇イトダウンを着込み、
寒さに耐える準備はバッチリです。

私たちは衣類や空調などで寒さに備えていきますが、
動物たちは身一つでこの寒い冬を過ごしていかなければなりません。
今回は動物たちの寒さ対策をご紹介していきます。

ポイント①毛

ツメナシカワウソや、アメリカビーバーなど毛のある動物は、
見た目にも温かそうですが、実は毛が二層構造になっています。
表面に見えている外側の毛は水が弾きやすいようになっていますが、
体の内側にある毛は軟らかく密集して生えているため、
空気の層ができるようになっています。
その空気の層のおかけで、泳いでも水が浸水することなく
体温を保つことができます。

毛の表面
内側の毛

ポイント②羽

ペンギンたちの体には羽が生えていますが、
この羽も毛のように二層構造になっていて、
体の表面に出る部分は水が弾きやすいように、
体の内側に近い方は綿羽様になっていて
空気の層ができるようになっています。

ペンギンの羽

また、こんな姿で寝ているペンギンがたまにいます。

寝ているイワトビペンギン
寝ているオウサマペンギン

片足を上げて寝ていたり、かかと立ちになって寝ていますね…
角度によっては片足が無いように見えるので一瞬ギョッとしますが
ご安心を。
足を体にくっつけて露出する皮膚の表面積を減らすことで、
冷たい外気に触れる部分を少なくしているとも考えられています。
なんとも寝づらそうな姿ですが、
ペンギンたちにはかえって寝やすいのかもしれませんね。

ポイント③皮下脂肪

イルカやアザラシは、皮下脂肪を体に蓄えて寒さをしのぎます。

バイカルアザラシ

写真のはバイカルアザラシの体型に注目してください。
バイカルアザラシは体脂肪が約40~50%あるといわれていて、
その厚さは約10㎝にもなるのだそうです。
脂肪には熱を伝えにくくする性質があり、断熱や保温の効果があるので、
寒い環境にも耐えることができるのです。
人には煙たがられがちな脂肪ですが、寒い環境を生き抜くためには
大事な細胞なんですね。

動物たちの体には環境に適応していくためのさまざまな工夫がされていて、その適応能力には関心しきりです。

みなさまも暖かくして、風邪をひかないようお過ごしくださいね。

最後になりましたが、今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞ、仙台うみの杜水族館をよろしくお願いいたします。
年末年始も休まず営業いたしますよ!

みなさま、良いお年をお迎えください!

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