【飼育の日企画】水処理チームのお仕事を知ろう
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【飼育の日企画】水処理チームのお仕事を知ろう

仙台うみの杜水族館


水処理チーム

飼育員は、生きもののお世話をするお仕事だけではないんです。
水処理チームは、生きものたちが快適に暮らせるよう、
水質の調査やろ過槽の管理などをしているチームです。

水槽の水質測定や装置類の点検作業、ろ過槽のろ材清掃や循環装置のメンテナンスなどを毎日行っています。水処理チームで管理しているろ過装置は、全部で54基!
それを一日かけて、維持管理しています。

水質を測定する様子
ろ過槽の水圧を点検している様子
点検の結果を記録する様子
毎日記録して、異変が無いか数値を比較して確かめています。


ここからは、水処理チームのお仕事について、
アンケートの回答をもとにご紹介していきます!

Q1.一番大変なお仕事は?

ほとんどのスタッフが「屋外作業」と回答!
季節や天候に関わらず、6割以上が屋外での作業なんです。
太陽が照り付けるような暑い日も、雪がふぶいているような寒い日も、
生きものたちのために、毎日奮闘しています。
まさに縁の下の力持ちですね!!

他にも、「機械の点検作業」という回答もありました。
少しでも見落としがあると、生きものの命にかかわる
ミスが許されないお仕事です。
水処理チームは、ミスが起こらないよう、
こまめに連絡を取り合って、日々確認作業を行っています。

水処理チームの代表的なお仕事として、
「ろ過槽の逆洗」を動画で紹介します!

定期的に逆洗を行い、ろ材の汚れを取り除くことで、
ろ過機能が落ちないように日々管理しています。

目で見えるものだけでなく、音やにおいなど感覚を研ぎ澄まして、
機械の状態を確かめます。

配管の音を確認する様子

言葉が通じない生きものとコミュニケーションをとる
他のチームのお仕事とも、共通するものを感じました。


Q2.一番やりがいを感じることは?

回答はこちら!
・生きものが元気でいてくれること、どの水槽もきれいなこと
・透明度が高く、生きものたちが快適に過ごせる水質の維持管理
・想った通りの水質に調整できたとき
・生きもののより良い環境づくり

水槽の水を採水する様子
水槽ごとに決まった頻度で定期的に検査しています

きれいな水槽で、元気な生きものたちの姿を見ることができるのは、
水処理チームのおかげですね。

Q3.うみの杜ならではの変わったお仕事はありますか?

・海から運んできた海水をきれいにするろ過槽のアサリとり
海から運んできたばかりの海水には、プランクトンや二枚貝の幼生などが混ざっています。二枚貝などは、プランクトンをエサにして、ろ過装置の中で成長してしまいます。これが厄介者で、ろ過装置の機能を下げてしまうため、年に1~2回ろ過槽の中で成長した貝などを取り除く作業をしています!まるで、潮干狩りですね!

・ろ過槽のろ材交換
ろ過槽の中には、ろ材や珪砂と呼ばれる石などが何層にも重なって入っており、この層を汚れた水が通るときに、ゴミがこしとられてきれいになります。このろ材の珪砂は、場所によっては年2回の交換が必要なんです!
そして驚きなのが、交換の仕方です。
ろ過槽の中に入って、少しずつ地道に外に出していくんです…
外に出したものは、バケツリレーで運び出します。袋ひとつ約20kg。
そのあとには、新しいろ材をろ過槽に入れる作業もあります。
完全に筋トレですね。
日々この作業をこなす水処理チームの皆さんは、とっても力持ちです。

・海水の再利用(3回使ってから捨てています)
当館では、少し離れた場所にある海から海水を運んでいます。
12500Lの海水運搬車で、一日に8回ほど運び入れていますが、
使える水の量には限りがあります。
だから何度も再利用して、水を大切に活用しているんです!


水処理チームのお仕事はいかがでしたか?

水処理チームは、生きものたちが元気に暮らせるよう、
日々奮闘しています。

お客さまと直接接する機会は多くありませんが、
きれいな水槽と元気な生きものたちの姿を見て、
水処理チームの事を思い出していただけたら嬉しいです!

他のチームのお仕事も紹介しているので、
ぜひ比べて読んでみてくださいね!




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仙台うみの杜水族館
宮城県 仙台市にある水族館です。海と人、水と人との、新しい「つながり」をうみだす水族館 を目指しています。飼育員が綴る日記と、たまにイベントのお知らせなどを更新していきます。http://www.uminomori.jp/umino/index.html