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水処理チームのお仕事 ~お悩み解決!?~

みなさまこんにちは、水処理チームEです。
今回は上流(イワナ、ヤマメ)水槽において、散々頭を悩ませていた
とある悩みが解消しましたので紹介します。

上流水槽は、山里川エリアのリス舎の向かいにあります。
水槽の上部には木々が生い茂っています。
その木々の枯葉や水槽内に生えている緑藻が、循環ポンプに吸い込まれ、
羽根車に絡まる事が度々ありました。

循環ポンプの羽根車

枯葉や緑藻が循環ポンプの羽根車に絡まると、流量が安定しないため、
電流値も安定せず、チーム内から「またー!」と声が出て、
渋々作業に取りかかります。
試行錯誤して流量や電流値がおさまれば終わりなのですが、
なかなかおさまらない時は循環ポンプを分解して羽根車に絡っている、
枯葉や緑藻を取り除く作業を行います。
絡まったものを放置すると最悪循環ポンプが破損してしまう
恐れがあるからです。

ストレーナ

何か良い方法はないものかと検討中に、
思わぬ場所からある物が出てきました。
それは、磯場水槽をケープペンギン水槽に改装した時に、
使われなくなったストレーナでした。
ストレーナを取り付ければ一気に不安解消します。
「万歳!」

ストレーナ取り付け前

水槽と循環ポンプの吸い込み間にストレーナを取り付ける事にしました。
配管作業は水処理チームで行いました。

配管切断中

先ずは、水の流れを止める為のバルブ取り付けを行ないます。
「この配管を切ったら全ての作業を終えないとダメだよね」など
言いながら、慣れない作業を慎重に行いました。

バルブ取り付け完了
バケットストレーナ取り付け位置確認
バケットストレーナ取り付け完了

バケットストレーナと配管をつないで、通水試験を行ないました。
配管の接着箇所の水漏れもなく無事取り付け完了しました。

バケットストレーナに流れてきた枯葉や緑藻

バケットストレーナ取り付けてから数日後、確認の為に開けてみたところ、枯葉や緑藻がたくさん入っていました。
清掃作業が一ヶ所増えましたが、循環ポンプ分解することを考えると、
とても良い結果になりました。

何かに悩んでいる時、意外なところからいいアイディアが浮かぶものですね!


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