飼育員こだわりの…
皆さまこんにちは!魚類担当のSです。
今回は地味ですが、私の好きな仕事をご紹介します!!
こちら、全ての水槽に設置してある「魚名板」と呼ばれるもので、
水槽に入っている生きものの名前を表示しています。
その魚名板の上にも、もう一つ「解説板」というものがあります。
解説板は、より詳しく生きものたちの生態や、飼育員が伝えたいことなどをピックアップしてお伝えするためのものです。
そのため、お客さまに分かりやすく、見やすく、伝わりやすい解説板の
できるよう心掛けているのですが、これがなかなか難しいのです…。
専門用語や難しい漢字は使わないように、読みやすく少し砕けた感じに、
写真を多く使って見やすくするなど、工夫すればするほど
正解が分からなくなってしまうことがしばしば。
そんな、飼育員の苦労やこだわりも楽しんでいただけると嬉しいです。
さて、実際に館内に設置してある、飼育員自慢の解説板をご紹介します!
こちらのダンゴウオは、飼育員直筆のイラスト!
かわいいイラストは目につきやすいので、
絵が描けることがうらやましいです!!
こちらは、うみの杜漁港のポスター展示です。
飼育員がオリジナルで作成したポスターを掲示するほか、
地域の方々の取り組みを紹介する場として活用しています。
大きくてじっくり読めるので、ぜひ読んでいただきたいですね。
うみの杜ようちえんは、実際の幼稚園に寄せて、ポップでかわいらしい解説板を設置しています!こちらも全てスタッフの手作りなんです!
アマモエリア、イチオシの解説板です。
読めば、豆知識が分かるをモットーに作成しています。
ツメナシカワウソのくるりの解説板では、ブラックボードに飼育員が
手書き+写真で、くるりの一日の行動を紹介しています。
これを見れば、くるりが展示場のどこにいるかが分かります。
テッポウウオの解説板は、写真を大きく使って、
体の仕組みが学べるようになっています。
右下にさらっと注意書きがあるのもポイントですね。
水槽のほかにも、飼育員のこだわりがいっぱいつまった解説板も
ぜひ注目していただけたらと思います!
解説板を見ても分からないことがありましたら、
お気軽に飼育員にお声がけくださいね!