滝壺水槽濾過器設置作業(前編)
みなさまこんにちは。水処理チームEです。
今回は滝壺水槽について紹介していきます。
滝壺水槽は山里川エリアにあって、
下流、中流、上流、滝壺水槽の順に並んでいます。
当初、滝壺水槽は生きものを展示する計画がなかったので、
飼育設備がありませんでした。
ところが、生きものを展示した方が良いということになり、
急遽、水処理チームが簡易濾過槽の設置を行うことになりました。
簡易濾過槽内は下部に砂、上部にウールマットのセットで濾過し
運用していたのですが、濾過槽内を通る水が水槽水量に対して、
ごくわずかという事もあり濾過機能は殆ど果たす事なく、
でも無いよりかは良いのではという感じでした。
それに、清掃も大変で濾過砂やウールマットは一週間程で
汚れてしまうので、その都度手洗い清掃作業をしていました。
磯場水槽をケープペンギン水槽に改装を行った際に、
磯場水槽で使用していた濾過器は用済みという事なので、
その濾過器を滝壺水槽に使えるのではないか検討を始めました。
結果、滝壺水槽に使用することになりました。
熱交換器も磯場水槽で使用していたもので、
濾過器とセットで滝壺水槽に使用します。
熱交換器は、プレート式で水槽飼育水や冷水、
温水がプレートの間を水が通り熱交換するものです。
山里川エリアのバックヤードです。
下流、中流、上流、の循環ポンプ、濾過器、熱交換器が
並びで設置してある場所に滝壺水槽の濾過器を新たに設置します。
後編に続く。
次回は水処理チームで行った濾過器の設置や配管作業を紹介します。